ここも1、2年前に紹介済みなんだけど、「江川の湧水」にまた行ってきた。前回行ってから、ずっとやってみたかったことをやってきたご報告。
この江川の湧水って、
前にも書いたかもしれんけど、1954年8月からの「水温の異常現象」が有名なんだよな。その水温の異常現象ってのが、冬温かく、夏冷たくと言う不思議現象なのだよ。ちなみにまだ理由が解明されていないらしい……。
この江川の湧水で俺がやりたかったのが、
「冬と夏の水温を計ること」ね。
だから、Amazonでめちゃくちゃちゃちいデジタル水温計買って、改めて訪れてみた。
本当は近場に水温計が常備されてたっぽい形跡はあるんだけど、紛失してんだよな。(誰だよ、持ってったやつ。返しといて笑)
ちょうど2月の雪降った翌日で、気温も1℃。どうせなら寒い日のほうが、暖かさを感じられそうだからな。ウキウキしながら江川の湧水へ向かった。
駐車場で気温を確認してから、車を飛び降りた。ちなみにこの日は1℃で大変寒かった。
おー、まだまだ雪が残ってら。
なかなか風情がある景色だな。前回が真夏だったから、ずいぶん感じも変わって見えるな。
水温を計る前に少し探索。
雪化粧の湧水か。めちゃくちゃ良いな。湧水で出来た池に、朝陽が反射してて最高の画になってる。震えたね。
え? 気温が1℃なのにジャージで腕まくりしてるから、寒かったんじゃないかって? そんな寒くなかったよ。
俺は去年末まで夏のユニフォームで働いてた男だからね笑
ちょっと撮影欲が出てきたので写メりまくった。
さて、ここからが本題。
まず始めに手をつけてみた。
!!??
あっ、ぬるい!
ほう、気温1℃の日に湧く水がしっかりぬるい。どうやら「冬温かく、夏冷たく」の話は本当だったようだな。がぜん水温を計りたくなったぜ。
さて、一体何℃なんだろう。
まずは湧水の池 南側らへんから。
安直かもしれんが、何となく南のほうが温かそうなイメージがあるよなあ。
とりあえず浸けてみる。さてさて、激安水温計くん。お手並み拝見といこうか。ウキウキするな。
待つこと1分くらい。表示される水温が安定したところで記録、記録。
なるほど。16.5℃か。たしか自宅で水道水を計ったら、12℃くらいだったから4℃も温かいことになる。ふむふむ。
よし、次は……。
やや中央で計測してみよか。
待つこと約1分。
おっ!
17℃か。南側より0.5℃高いのか。まあ誤差の範囲内ってくらいかな。でも、一応南側より温かいってことで。
よし、最後に石橋より更に北側で計ろ。
よくよく確認してみたら、石の近くで泡ぶくが出ているように見えた。気のせいかもだが、もしソコが水源地なら?
計るしかないね(*´∀`*)
と言うわけで、泡ぶく付近に水温計をポイッ。そして、待つこと約1分。すると……。
みるみるうちに上昇。
17.9℃
18.2℃
ほう、18℃を越えてきたか。
まだ上がりそうなので見守り続ける。
18.4℃
18.5℃か。なかなかの温さやな。足浸けてやろうかと思ったが、タオルがないことと上がったときの寒さ、そして、誰かに見られたら恥ずかしいのを考えてやめた。
まとめ?
結果としては、
「より北側のが温かい。より南側より2℃くらい温かい」ことがわかった。これって、多分やっぱり北側の泡ぶくが水源ってことの証明にならんかな?
掲示板によれば、この湧水の調査は65年前にしたっきり特に進展はないっぽい。なぜ冬温かく、夏冷たくなるのかわからないまま。なんでそうなるんだろう。
冬に温かくなる理由はなんだ?
最初は年中水温が一定で、感覚的に温かく感じたり、冷たく感じたりするだけだと思ったんだけど違った。あとは夏に改めて計りに行って、データ集めるか。
もし、北側の泡ぶくが夏に一番冷たくなってたら、ますます謎が深まるよな笑
夏がめちゃくちゃ楽しみ!
一番暑い日に計りにいきたいな。夏場なら足浸けても変じゃないよね? 次は浸かろかな。足湯には浸からないくせに、自然の水には浸かりたい癖がある男!
続きは今夏。かみんぐすーん(*`・ω・)ゞ