もしも都こんぶで取った出汁で素麺を食ったら……

都こんぶって酢昆布の駄菓子（？）ってあるでしょ？

あの昆布って北海道（道南）産昆布らしいんだけど、北海道産って聞くとそれだけで「さぞや良い代物なんでしょうな」と思う魅力があるよね。

でね、俺は今回もひらめいちゃったんだ。「子どもの頃、思いついても出来なかった」であろう、バカなひらめき。

それは、「都こんぶで取った出汁で素麺かうどん食ったら旨いんじゃねえの？」ってひらめきさ。どう？　安定のバカさ加減でしょ。

都こんぶ＝良い昆布使ってるんだから、絶対に良い出汁が取れる！

これまで色々お菓子使って遊んできた俺だ。今回もきっと上手くいくはずさ！

に次ぐ、第四弾が「都こんぶで取った出汁で素麺食ったら大変なことになった」である！

ちなみに、うどんではなく素麺を選んだのには理由がある。

ひとつは季節感。そろそろ暑くなってきたからね。

そして、もうひとつは、お酢を考慮してみると、すする麺は細いほうが良いのではないかと思ったから。

あまりに麺が太いと、すする際に酸味を吸い込んでむせてしまう可能性を考えてのこと。

用意するもの

・都こんぶ（ひとつずつ包まれているピロー）×約７０ｇ（袋の重さ込）

・水×１リットル

・素麺×１人前分（１束）

醤油×大さじ２杯

みりん×大さじ２杯

わさび×適量

刻みネギ×適量

さあ、さっそくやってみよう！

いざクッキングスタート！！

①都こんぶを適量（７０ｇ）を水（約１リットル）につけて４０分放置

「ちょっと味が薄かった」なんてことにならないように、すべての都こんぶを使用。

途中、小腹がすいたので２袋分抜き取ってもぐもぐタイム。

②①を鍋に移して１５分ほど弱火でコトコト

ここまでくればこっちのもの。少しずつ出汁っぽさが明確になってきた。

酸味の強めの出汁が完成した。
味見してみると、酸っぱさの中にほんのりと昆布の風味があった。

③その間に素麺を茹でていきます。

奇をてらうことなく、余計なことはせず、あくまで基本に忠実に茹でていきましょう。

さーっと素麺茹でて準備完了！

④②まで来た出汁に醤油大さじ２杯、みりん大さじ２杯を入れて混ぜます。

ここで一気にマイルドなめんつゆに変わっていった。
さっぱりしためんつゆと言うか、マイルドなポン酢みたいな味わいになったよ。

⑤さらに刻みネギを好きなだけかけて、わさびを好きなだけ入れていきます。

完成

はい、完成です。

夏場、バテて食欲が落ちたときにちょうど良い味だよ。悪くないね。うまい！

個人的な好みで言えば、わさびは多めに入れたほうが旨い。さっぱり。ピリリ。後味すっきりな味わい。

旨い！　けど、酸味が効いてるので、勢いよくすすると「けほけほ」むせてしまう。。。もずく酢をイメージしてもらえればいいかな。

それに、べらぼうに手間がかかるし、普通のめんつゆに何の不満もないのでもう二度と作ることはないだろう。

（まだ残っている出汁や昆布があるので、それを応用して何か出来ないか考え中）