昨日、何気なくツイートを眺めていたら気になる呟きがあった。
日和佐うみがめ博物館カレッタの公式Twitterにて10万匹に1匹くらいと言われる大変貴重な「真っ白いナマコ」を展示しているとのこと。
同ツイートによれば「幸せを呼ぶ」とか呼ばないとか。とりたてて目的地も決まってなかった俺は、真っ白いナマコを見てみようと早朝から日和佐に向かって車を走らせた。
蒲生田岬に寄り道しつつ、9時半くらいにカレッタに到着。去年の7月ごろ以来の入館!!
いざ日和佐うみがめ博物館カレッタへ
入り口付近にはちょっと正月の名残があった。
真っ白いナマコ
くだんの真っ白いナマコは、入場料を支払う受付あたりにいた。
一応写真では見ていたものの、実際生で見てみると思っていた以上に大きく、驚くほど真っ白い。普通のナマコのフォルムは無理でも、この真っ白の子ならば触るの平気な人も多いのではないだろうか。しばらく眺めていたかったんだけど、何しろ出入り口だ。写真を撮っている最中もそうだったんだけど、自動ドアが反応しまくりで申し訳ないんで2、3枚写真撮って奥へ進んだ。
で、帰ってきてカレッタのTwitterを見てみたら、ナマコに名前がついていた!
その名も「しろみちゃん」。
なんでもナマコは280gで5歳だそう。対してしろみちゃんは268gで大体5歳という見立てらしい。調べてみたところ、ナマコの寿命は5~10年らしいから完全に成体なんだろうな。よく考えてみたら、こんなにまじまじとナマコを見たのは初めてかもしれないな。子どもの頃、おじさんが持ってきてくれて食べたことがあるような気がするけど、ほとんど記憶にない。子どもが食べてテンションが上がるようなものじゃないもんね。
もちろん「しろみちゃん」以外の生き物たちも見まくってきたよ。
サービス精神旺盛なカメラ目線の亀たち
カレッタの生き物たちが「いいな」と思うのは、カメラ向けると高確率で目線をくれるところだな。
大きい亀も小さい亀も、水槽内を泳ぐ魚もチラチラとこっちを見てくれる。撮りがいがあるんだ。
あと地味に驚いたのが、なかに亀と魚が同じ水槽内にいるのを見たこと。
俺が子どもの頃の記憶だと、亀と同じ水槽に鮒やザリガニを入れてたら、亀が全部食べちゃって思い切り凹んだんだけどな。単純にうちの亀がめちゃくちゃ食いしん坊だっただけかもしれないが、真相はどうなのかしらね。
コバンザメもいた。しっかり亀にくっついてたよ。
絶妙なネーミングセンス
カレッタで地味に面白かったのは、ネーミングセンスね。
ゆりえ嬢に、谷村さん(Ms.TANIMURA)。
みずきくんとしげるくん……。
あの偉大な漫画家先生を彷彿とさせるネーミング。
帰り事務所前を通り過ぎながら、「このなかに名付け親がいるのかな?」と思いながらカレッタを後にした。
子ども連れてきた親御さんを笑わせようと思ってつけた名前に違いないね。こういう遊び心大好き。
内装
前回は人が多くて館内の写真が撮れなかったけど、今回はいっぱい撮れたんでいくつか載せて雰囲気を見てもらおう。
ガチャガチャが見えるでしょ。海洋生物関連のものが並んでて、「よし、いっちょ買ってみようかな」と財布を出したんだけど1回400円にドン引きして何事もなかったように財布をポケットに戻した。いや、相当出来の素晴らしいものが入ってるのはわかってるんだ。パッケージからして作り手の情熱が見受けられるし。でも、400円にブルってしまってスルーしちゃったな。ちなみに1回200円のもあるよ。
ハイビジョンシアターっていって、うみがめについて詳しい映像が見られるところもあった。
オージャンビューな展望ルーム。ソファに座って海が眺められるが、太陽の光が容赦なく照ってきて真冬なのにめちゃくちゃ暖かかった。
まだまだ書き足りないけど、今回のメインは「しろみちゃん」だったからこれでいいや。
もし日和佐に行く用事がある方は、ぜひカレッタによってみよう!