今日は16,7年ぶりの阿波踊りである。
午前中いっぱい休息をとり、元気そこそこいっぱい状態で汽車に乗り込む。
そう、阿波踊りシーズンにおいては駐車場が見つからない可能性大なのだ。
だから、汽車に乗る。汽車に。(徳島には電車は走ってない。電車っぽいかたちをした汽車が走っている)
ちょっと時間に余裕を見て徳島駅に到着。
町全体というか、県全体が浮かれている様子。
目指すは南内町演舞場
阿波踊りは1部(18時~20時)2部(20時半~)に分かれていて、俺が観るのは1部のほう。そして、買ったチケットは南内町演舞場の川側だ。
しかし、まだ時間は1時間半くらいある。(南内町演舞場の会場に入れるのは17時半から)
とりあえず南内町演舞場へ向かいつつ、ぶらぶらあたりを探索。
意外と出店も出てるんだな。テキトーに晩飯を出店で済ませるってのも有りかな。
500円の焼きそばと、
500円の生ビールで腹ごしらえ。
そうこうしてるうちに時間が迫ってきた。
指定の席に座り、カメラを取り出す。
この距離ならば通常レンズで充分だろうか。
一応持ってきた望遠レンズが重たいが、いらんだろう。
そして、待つこと数分。
はじまった。
↑スタンバイOK!
↑ネピアの人たちらしく、ボックスティッシュを配りながら歩いてた。
↑この日一番陽気だったと思われるおじさん。サービス精神の塊さん。
↑和歌山県からも応援に駆けつけてくれた。紀州連。
↑わかりづらいだろうけど、袖んところが「おみかん」になってるのが妙に涼しげ。
↑おっさんの頭ごしの踊るお子たち。
↑ぶっちゃけた話、地元の連ですわ。地元って言っていいかわからんけど、やっぱり応援したくなるな。
↑かもめ連は徳島航空基地関連なので、ちょうちんと一緒に飛行機が飛んでくる。
↑粋な男たちの背中。
↑やっこ凧役(?)の人。
↑女踊りのいい笑顔。
↑阿波踊りには欠かせない音色を奏でる人たち。
↑この写真が俺が一番気に入ってるやつ。おじさんがいい顔してるだろ? ゑびす連の人だ。
↑ジュリアナトクシマ。
終わった。
あっという間の2時間だった。
16,7年ぶりの生阿波踊りに、何度息を呑んだかわからない。
とにかく終わった。
まばらに散っていく1部の観客たち。
そして、30分後にはじまる2部のために集まる次の観客達。
もう少しそこで佇んでいたかったが、そういうわけにもいかない。
俺は物思いにふけりつつ、ぶらぶら歩き回りながら駅へと向かった。
※ちなみに俺が行った13日は中止になった総踊りを振興協会が強行で行なった日だった。
本当は残って見てても良かったんだけど、場が荒れると帰ってこれない可能性もあったし、何よりスマホは電池切れ、カメラのメモリは満杯、
俺はヘロヘロだったために泣く泣く帰宅した。
ただ、帰りの汽車に乗ろうと駅を向かう最中、時折すれ違う阿波踊りの踊り子さんたちが殺気だって歩いてるのを何度か見かけた。
おそらく強行するのに参加する連の人たちだったのだろう。
俺が犯したミス(反省点)
俺のミス1
超有名連が出るまでにSDカードのメモリが満杯になったことね笑
今、良くも悪くも有名な徳島市の遠藤市長がナイスアングルで通り過ぎるのを、満杯になったカメラを手に眺めるだけだった。
ずーっと4GBのやつで充分だったから、大丈夫だとふんでたんだけど、全然足りなかったな。残り半時間くらい残して見る阿呆に集中した。
最低でも16GBくらい欲しかった。これが一番の失敗だね。
踊る阿呆に見る阿呆。メモリを失い呆然とする阿呆。
俺のミス2
とりあえず一晩でいっぱい写真を撮って、そのなかでも「写りがひどくないやつ」「見れないこともないやつ」を見繕って載せてるんだけどさ、
ホントはもっと良いのが撮れるはずだったんだ。だけど、運の悪いことに前にいる人が、やけにもっこりした帽子をかぶって座ってたもんだから、
ほとんどの写真にもっこり帽が写り込んじゃってたの笑 まあ、派手な場所だからオシャレしたい乙女心があるだろうから良いんだけどね( ̄ー ̄)ニヤリ
あやうく「眉山か!」って言いそうになったよ。
ちなみに眉山ってのは、上の写真の奥に見える山ね。ロープウェイで山頂へいける。
もし、次に行く気になれば、もっと早くチケットを買ってS席の最前列狙うか、奮発して特別席とるかするだろうな。
あとね、ものすごい良いタイミングで横切る人がめちゃめちゃ多いんで、シャッター切るタイミング気をつけようね。
知らないおばさんやおじさんの顔面のアップが何枚かあって、この記事書く前に10分くらい笑いが止まんなかった。
※いろいろわけあって「阿波踊りは見送ろう」となってたんだけど、二転三転して結局行くことになった。
そんな経緯があっての阿波踊りとの再会。俺が帰ったあとに中止になった総踊りがあって、また一部で賛否がわかれてるみたいね。
俺はどの組織にも肩入れしたくないし、どれも嫌いだからどうでもいいが、踊り手を泣かせたり、怪我させるような真似だけは絶対にしないで欲しい。
阿波踊りの本質は「踊る阿呆に見る阿呆」のはずだ。みんなが阿呆になって笑って楽しめなきゃ意味がない。
なんとなく、そんなことを思った俺だ。
とにかく16,7年ぶりの阿波踊り。良かったよ。
※本来ならお盆休み2日目の続き記事を載せようと思ってたけど、気が変わったので阿波踊り記事を先に持ってきた。よろしく!