釜茹で地獄と晩秋の川を行ったり来たり
途中、ダンディなおじいさんがやってきて、温度を上げるべく火を強くしたり、お湯を撒いてモワモワ具合いを強化したりしてくれた。
その際に教えてくれたのが、
「熱さは高いところに集中するから、こっち(出入口から見て左側)の席のほうがサウナ効果が高い(右側の席よりも高さがあるため)」「ツワモノは座らず立ってサウナを楽しむ」
ということだ。
たしかに火災の時も姿勢を低くして、熱風や煙などを回避しながら避難するなんて話を聞いたことがある。
なので、そこからオススメされた側の席に座ってみたり、座らず立ってみたりしながらサウナに挑戦してみることにした。
大体10分以内ごとにインターバルをとりつつ、時々川に入って冷却しつつ、血管を収縮させる遊びに没頭した。
4度目のインターバルでは、川に入らず、少しあたりを探索しながら体を冷却することにした。