某オークションサイトでいろいろ検索かけてたら、面白そうなものを見つけたので入札。まったく競売にならず、そのままストレートに落札することが出来た。俺が興味を持って落札したもの、それは……。
徳島県の古地図
徳島県めぐりをしはじめて、地図を眺めるのが楽しくなってきた俺。暇があれば、Google Mapを開いて、面白そうなスポットがないか探していた。
でも、2年間ほぼ毎日ずーっと眺めてると、さすがに飽きてくる。(目新しいスポットも目ぼしいスポットも粗方チェックしちゃってるから仕方ないね)
そこで手に入れたのが、古地図。厳密に言うと大阪の出版社(が作った、今で言う旅行パンフレットみたいなものだ。
「これが如何に面白いものか」を少しずつ説明していこう(*´∀`*)
何気に表紙が凄い!!!
この表紙、何が凄いかといえば4枚の写真が使われているんだけど、上から「阿波祖谷かづら橋」「徳島市街中央」「阿波劔山大劔祠」「大鳴門激?」とある。どれも大正11年時点での写真なのだ。
大正11年は西暦1922年だから、約100年前の徳島県を写真で見られているわけだ。とくに俺が感動したのは、「徳島市街中央」ね。
何故なら、徳島大空襲以前の貴重な徳島市街の様子が見られたから。もちろん俺が知らないだけで、写真資料はたくさんあるんだろうけど。
これを広げると……。
徳島県名勝地誌
凄い文量であることと、古い言い回しと、読めない漢字が多いことで、まだまだ解読が進んでいないオモテ面。
現段階で気がついた面白いところは……。
「名西郡(みょうざいぐん)」が「なにしぐん」と読まれていたり、「麻植郡(おえぐん)」が「をえ」表記であったり、「那賀町(なかちょう)」が「ながちょう」と読まれていたりすることくらいかな。
結構細かくいろいろと書かれているようで、面白いネタも拾えそうなので今後も解読を進めていきたいところ。
そして、メインである古地図であるが、それはこの裏面に……。
大正11年時点での徳島県の地図
ほら、冒険を盛り上げてくれそうな「宝の地図感」が出てるでしょ?
ちょっとスキャンしたら画像がアレになっちゃったから見づらいだろうけど、細かいところを見ていっても、なかなか面白い発見が多々ある。
たとえば……、
地図の右下に書かれている、記号のところ。「神社」や「佛字(寺)」など今でも馴染み深いものと一緒に、「古戦場」「坑山」「海軍鎮守府」「海底電線」「電気鉄道」などが並んでいる。
それらをひとつひとつ調べていっても、面白そうでたまらない。
あとは、地図を眺めてて気が付いたこととしては、
「あっ、剣山って昔麻植郡(現・吉野川市)だったんや!」
ってことだな。
他にもまだまだ面白そうな情報が書き込まれていそうなコレ。
合間合間に解読していき、いろいろと情報を仕入れて、今後の冒険に活かしてみたいな。
「古戦場は今、どうなっているのだろうか?」
「海軍鎮守府ってなんだろう」「鳴門のほうに向かって伸びる電気鉄道。これ、なに?」とにかく疑問がいっぱい湧いてくる、愉快なアイテムを手に入れてホクホクである。
理想は、これを片手に出掛けて、何か面白そうなものを発見したいんだよな笑
あと大正11年の記憶がある人生の先輩に話を聞いてみたいが、難しいか。。。でも、97歳なら結構元気な方がいそうな気もするな。
ちょっと時間かけて色々と企画を考えてみるのも面白そうだ。
それではまた進展があったら、ここで発表しようっと。それでは。したらなー。