2022年4月中旬。
大好きな道の駅である、「道の駅どなり」で新たなジビエ飯が食べられるという情報を得た。
道の駅どなりといえば、これまで「猪肉うどん」や「鹿肉丼」など数多くのジビエ飯を提供してくれた、非常にステキな道の駅である
猪肉、鹿肉ときて、今度は何かと思いきや、キジ肉丼らしい。
そう、猿と犬と桃太郎と一緒に鬼ヶ島で戦った、あの雉(キジ)である。
ジビエ料理には目がない俺は、すぐさま道の駅どなりへ向かった。
ちなみにキジは、日本の国鳥である。国鳥と聞くと、「えっ、国鳥って食べていいの?」と思う方もいるかもしれない。だが、安心して欲しい。キジが国鳥に選ばれた理由は、「狩猟対象として最適であり、美味である」ことだからだ。
もちろん食用OKなのである。そして、国鳥を決めるのは、日本鳥学会であり、政府ではないので、別に国が定めたわけでもないらしい。
というわけで安心して欲しい。
道の駅どなりに到着。ずいぶんとご無沙汰している。
パンケーキうどんとピザトーストうどんを食べたとき以来だから、約半年ぶりくらいになるな。
まだ開店直後だからか、人はあまり来ていなかった。
すぐさまメニューに「キジ肉丼」があるかどうか確認してから、ちーかまさん(道の駅どなりの店員さん)に「キジ肉丼ください」と注文し、清算を済ませる。そう、道の駅どなりでの食事は先払いだ。
番号札を受け取り、呼ばれたら取りに行くスタイルである。
そして、道の駅内をうろつきながら、待つこと15分。
「お待たせしました」と女性店員さん。時間がかかったことを謝罪されたが、無問題。でも、こういう細かなお気遣いをいただけると、「嬉しいなあ」と思うよなあ。某道の駅さんも見習っていただきたいというのは、ここだけの秘密だ笑
さて、今回は2階に上がって、景色を見ながら食べよう。
キジ肉丼などが載ったトレイを持って、そろそろと階段を上がり、どっこらせ。
さて、ご覧あれ。こいつがキジ肉丼だ!!!
ふははははははは!
どうだ、超旨そうだろう?
ふんわりと香る甘辛い香り。焼鳥屋さんで嗅ぐような、良い匂い。
そして、タレがご飯にも染みていて、本能的に「これは旨いに違いない」と思わされた。
あとは汁物と、付け合わせの小皿があるけど、一旦おいておこう。
まずは、キジ肉丼から食べるぜ!
いただきます!!!!!!!!!!!!!
キジ肉丼
刻みのりと刻みネギ。良いね~(*´▽`*)
箸で肉をつまんだ瞬間、「あっ」と思った。そして、ゆっくり口に運んで、食むる。
「あ~」と思った。超絶柔らかいんだ。俺が知る、どの鶏肉よりも柔らかいと思った。
何だろうなあ。調理の過程で柔らかくなったというよりも、そういう肉質なのではないかと思う。さすがは「美味しいから国鳥になっちゃった」鳥である。
それから妙なクセもなく、とても旨い。ただ、これに関しては仕留めた猟師さんの腕が良かったとか、調理師さんの高い技術とか、そういった賜物である可能性が高く、俺にはわからない。
ただ、ただ旨いとしか言いようがない。
食感としては、非常に柔らかな鶏のもも肉みたいな感じ。甘辛いタレとの相性も抜群で、ご飯が進みまくる逸品だ。鶏肉好きならば、美味しくいただけること間違いなしだろう。
さて、汁物をいただいてみようか。お椀のふたをパカリと開けて、覗き込む。
お吸い物
おおっ、味噌汁かと思いきや、お吸い物。そば米汁のような感じだな。
いちょう切りの大根やニンジン。青々としたネギ。そして、肉。
こういうお吸い物系も、30歳越えてから更に好きになったよ。思いのほか熱くて、口の中を火傷したけど、旨い。肉を食べたら、これまた良い柔らかさの食感で、もしかするとキジ肉なのかもしれない。
確かめたわけじゃないからわからんけども。
そして、ふたたびキジ肉丼を楽しみながら、小皿にも手を付けていく。
小皿
付け合わせ的な小皿には、ナポリタンな味付けのマカロニとトウモロコシとベーコンのヤツと、ばらかもんでいうところの「このもん」みたいなお漬物。
このラインナップ。ことごとく俺を楽しませてくれるぜ。
景色も楽しもうと思って、2階までやってきたというのに、結局夢中で食事を楽しんでしまった笑
ごちそうさまでした!
超旨かった。
そして、空になった容器を載せたトレイを持って、1階まで降りていき、店員さんにお渡し。笑顔で「ごちそうさまでした。美味しかったです」と伝えられて何よりだった。
また、食後はお土産を物色してお買い物。その際に、神接客をしてくださったちーかまさんに「キジ肉、旨かったっす。徳嶋ダイスケです」とご挨拶。次回はちゃんと名刺をお渡ししたいと思うのだった。
今度は山菜うどんを食べたいなあ。
今回はここまで。それではまた、したらなー。