今日は近所のおばさんに散髪をお願いしていた休日だった。
だが、予定より早く目が覚め、時間を持て余してしまったため、久々に少し冒険に出ることにした。
今回俺が向かった場所は……。
落合集落展望台
まず落合集落とは何ぞやから説明せねばなるまいて。
落合集落とは……。
国選定重要伝統的建造群保存地区。江戸の中期から明治期にかけて造られた斜面に建つ民家や石垣は独特な工夫があり歴史的価値が高いもので指定を受けた中では最も急な斜面にある山村集落。
徳島県観光情報サイト阿波ナビ
まあ百聞は一見に如かず。
とりあえず展望台からの眺めをどーぞ。
山の斜面に立ち並ぶ民家。この光景? 景色? それ自体に高い価値があるとされてて、国選定重要伝統的建造群保存地区(いわゆる重伝建地区)に認定されているってわけだ。
地元の人や職場の先輩も「じゅーでんけん」「じゅーでんけん」と言っているが、まさかそんな貴重というか重要な価値を持つ地域だったとは、全然知らんかった笑
周辺を探索
清潔感完璧な公衆トイレ
駐車スペースと隣接するように建てられている、こじゃれた木製の小さな建物は公衆トイレ。試しに入ってみると、センサー式でライトがつく最新式。そして、「ぼっとんじゃないでしょうね?」と心配されている方、ご安心ください。ちゃんと水洗ですし、綺麗に掃除の行き届いた清潔感あるトイレです。
ややクッション性あるタイル?の手すり付き階段
これは俺の勘違いなのかもしれないけど、少なくとも何かしら衝撃を吸収するような材質の板が張り巡らされている気がした。
というのも、俺が愛用している靴はクッションとなる部分が皆無で、限りなく裸足に近い品質のもので、歩く際、走る際の衝撃が直に足に来る。それゆえ、仮にそういうステキな材質の板を意図的に使用してくれているのなら、本当にありがたい。
「僕らは名頃以外にも現れるよ」な案山子
また別の場所なんだけど、名頃集落という案山子だらけの村があって、そこの案山子によく似ているな。ちなみに名頃集落の案山子たちとはすでに遭遇済みなので、過去記事を載せておく。
一時、YouTubeなどで心霊スポット扱いされてて笑った記憶がある笑
これもまた聞きのまた聞きで申し訳ないが、名頃集落は落合集落と同じように若人がどんどんいなくなって、住民もどんどん減ってってる限界集落だ。「それでは寂しいじゃねえか」と案山子をたくさん作って、少しでもにぎやかにしようじゃないかという試みを始めた方がいて、それがこの案山子につながったとか、つながっていないとか。
平家伝説の里 東祖谷落合集落
かなり年季の入った掲示板も建てられていて、そこで集落の歴史などを詳しく知ることが出来る。
とくに何があるというスポットではない。何なら自販機の1つも置いてない。
きっとこれはあえてなのだ。文化を伝えるにあたって余計なもの、無駄なものを排除していった結果、そうなったに違いない。多分きっと笑 (でも、個人的にはトイレ横に自販機置いててもいいような気がする)
何気に気になったのだが、↑の画像をよく見て欲しい。
いや、心霊写真がとれたわけじゃないから安心してくれ。「展望所」を指す看板のところにマークが2つあるだろう。ひとつは「トイレ」のマークで、もうひとつが「車いすマーク」。
調べてみたら車いすのマークには、
国際シンボルマークなる名前がついており、すべての障がいを持つ人が利用できる施設ということを表す際に使うマークだそうだ。なるほど。だったら階段じゃなくて、スロープのほうが良かった気がするけど、何か事情でもあるのかしらね。
まとめ
いやあ、気軽に訪れられたわりには非常に良い画が撮れましたな笑
ここにスケッチブックとか絵具とか画材持ってきて、写生を楽しむのも悪くないかもしれないな。観光客が少なめな平日の朝とか狙えば無理じゃない気がするし。
そして、車いすの方も観光できるスポットがもっと増えれば良いなと漠然と思う俺であった。